このブログを検索

2013年6月14日金曜日

123.ミニトマト露地潅水栽培(2)―――うれしい悲鳴






来シーズンは最初から使うのが楽しみ


           松永 大  様
お世話になります。Y.Uです。
ブログ掲載ありがとうございます。


今日も先ほど帰ってきたところです。 (午後112分)
うれしい悲鳴とはこのことなのでしょう。
これで値段が良ければと思いますが、それはあまり欲をかきすぎでしょう。
しかし、来シーズンは最初から使うのが楽しみです。

今日も、遊びに来た別の後輩が興味を持っていました。
こちらの後輩は、イチゴをつくっていますが、支払方法や、注文方法をかなり
詳しく聞いてきましたので、潅水の水量や、圧力があったほうがいいと話しておきました。



以前質問があったことに、お答えしておきます。

  ノズルから一番遠いハウス(100m)と、一番近い所(50m)との収穫量の差はどうでしょうか。
ノズルから一番遠いハウスの時は、ノズルが自吸しない。近いハウスは自吸するとのことでしたが、そのことによる収穫の差は出てますか。


A.
今のところ収量差はないように思います。また、 
ハウスの高さや、耕作年数が極端に違うので何とも言えないところです。
 一番手前のハウスは、柱の高さが低いので、この時期は温度が上がりすぎて、生育が悪くなります。
 一方、一番奥のハウスは、柱の高さが高く、生
育適温に何とか収まることと、今年から耕作しているので土が新しく、肥料や、潅水時の反応がかなり違い一概に比べることができません。
 
また、中央のハウスは、品種が違うので比べられません。

ただ、以前から作っているところでは、確実に収量が多いと思います。

  強制的にエアーをノズルに入れているのでしょうか?



A.現状ではしていません。今季はこのままいきます。

エアコンプレッサー、酸素ボンベの購入先、それらとノズルの接続方法については
必要な部品なども含め、調べました。

来季も、このままでスターとして、様子を見て、強制注入をするか判断したいと思います


  今季の収穫はいつまでですか。

   通常ミニトマトの収穫は8月一杯ぐらいですか。
  
ナノ・マイクロバブルを入れるとミニトマトの枝は伸び続けると思いますのでもっといけるのではないかと思います。実験的に1つのハウスで試してください。


A.
今季の収穫は7月上旬までです。
おっしゃるように伸び続けると思います。実際、脇芽の伸びる速度が速く、とってもとっても 出で来ることを考えると間違いなく伸び続けると思います。
試したいのはやまやまですが、以下の理由で難しいです。

① 
まず、コナジラミという小さな虫が、宿主となって、黄化葉巻病という、ウイルス性の病気を運んできます。
これに感染すると、トマトの成長が止まってしまいます。そこで、このコナジラミを撲滅するために、7月10日までに、完全に栽培をやめ、ハウ スを締切り、温度を上げ焼き殺す作業をしなくてはなりません。
(コナジラミの繁殖北限が北九州ぐらいだったと思うので、このような自主規制があるのは九州だけです。)

② 
次に、人間が持ちません(笑)・・・今日も10時過ぎから15時過ぎまで40度超えていました。
というわけで、実験したいという好奇心もありますが・・・。

  ナノ・マイクロバブルを入れると液肥は減らせるのか、増えるのか、面白いですね。 植物によって違うのかも。今後が楽しみです。



A.
今、思っていることは、肥料を増やすことと、窒素、リン酸、カリの施肥割合を変える必要があるのではないかと思っています。

 ミニトマトを送ってください。
明日、発送予定です。よろしくお願いします。
普通のミニトマト(品種は小鈴)と、トマトベリーという、イチゴ型のトマトです。


最後に、ノズル取り付け位置についてですが、ポンプの吸入側に取り付けできないでしょうか?
添付の写真の1もしくは2の位置で取り付けできないでしょうか?
2
なら背圧は、かからないで空気は自吸しそうですが、吸入の抵抗が大きくてだめでしょうか?
1なら、ノズルの小さいものを使うので溶け込む酸素量が少なくなるので効果が落ちてしまうでしょうか?

メールを書いていたら、結構時間がたっていますね。
収量などのデータの整理ができたらまた連絡します。

  
                          Y.U       」


0 件のコメント:

コメントを投稿