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2010年4月3日土曜日

55.マイクロバブルと潅水(10)――農業センターで研修中の衣笠氏の話

  

        30日、メロンの苗が、またまた、低温被害
           ―――被害0本 衣笠さんのみ―――

                             (有)OKエンジニアリング

 衣笠さんからのメール
「ここの所続いている低温がボディーブローの様に効いていたその上の3/30日)
の冷え込み(先日3/27日の冷え込みとほぼ同程度)により、メロン苗が低温障害と思
われる症状により全滅(87本)したハウスが出ました。

他のハウスもでも同じような低温障害と思われる症状の苗が出ていないかを確かめると
     ● 1本 2ハウス
    ● 2本 1ハウス
    ● 3本 1ハウス
    ● 5本 1ハウス
    ● 8本 1ハウス
    ● 0本 私のハウスのみ
と、言った状況です。定植した日にちは、私が3/22日で最後の方です。早い人は私より1週間以上前に定植しています。



1) 低温障害に有った苗
 撮影は、3月31日なので抜いて1日が経過しています。
このメロンの定植日は、3月19日でした。
  先の写真にもあるように私のハウスのトンネルは「不織布」を使った簡易的なもので、
 他のハウスは全て「ビニール」を使った本格的な物です。この2つの保温力の差は明らか
 です。問題のハウスの方が私のハウスより保温力は遙かに高いと思われます。





 黒く見える土は、元のポッドに植えて有った時の土です。その範囲から殆ど根は出ていません。ハウスの管理者に聞いてみると3月27日早朝の冷え込みで、苗がかなりぐったりした。葉が巻くのを見て水不足だと思い、3月27~29日に水をどんどん与えたがますますぐったりして、3月30日には、殆どが萎れてしまった。との事でした。
 先生の指摘では、苗の植え方と水のやり方に問題があり、むやみに周りの土を冷やすばかりに成っていたのではないかとの事です。

2)無傷だった私のハウスのメロンの畝   こちらも青い支柱と不織布で作ったトンネルは、3月28日に作成したものです。
それ以前には、これは有りませんでした。

         こちらの水やりは、株元に毎日少量ずつやっています。


3)私のハウスのメロンのアップ


 ちょっと葉は巻いていますが、まずまず元気そうなメロンの苗です。寒さに耐えて何とか活着が進んでいると思われます。

衣笠


4月1日、別ハウスで撮影した低温障害と思われるメロンの苗の写真が来ましたので次回掲載します。


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