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2009年6月12日金曜日

30.マイクロバブルと発生装置作り(その2)――農業・園芸で使用する

    
  
(有)OKエンジニアリングの松永です
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マイクロバブルと発生装置作り(その2)  (有)OKエンジニアリング

2.屋外で使用する場合今回は水道のない屋外でマイクロバブルを発生させる装置、システムをどのように作るのかを主に述べていきます。水道設備が有る場合は、バスルームの時と同じように使えばいいと思います。(地域によっては、水道圧が5kg/cm²前後あるところがありますが、発生の状況を見て栓の開閉を利用して水圧を調整してください。

(1)農業・園芸で散布して使用する時
水道設備が無いところはポンプが必要です。電
気が有る場合はモータポンプを、無い場合はエンジンポンプを使用します。私は実験用には「工進」
の小型農業用ポンプを使用しています。このポンプ
は水圧が3kg/cm²あります。
参考例として、エンジンポンプで説明します。
この 装置は長時間連続運転するものではありま
せん。

<準備するもの>
① マイクロバブル発生ノズル「OKE-MB01FJ」
➁ エンジンポンプ
③ 吸引側ホースとフィルター(ポンプとセットのものが便利です)
④ 吐出側ホース シャワーホースとヘッドを利用
⑤ とホースをつなぐジョイントと(パイプバンド)
⑥ 水漏れを防ぐ「シールテープ」
➆ 吐出圧を調節する場合、バルブも要ります。

以上です。
主要部品は写真を掲載しました。

<組み立て>
① エンジンポンプの吸引側にホースをつなぎ、そ
の先端にフィルターを取付けます。
➁ 吐出側にボールバルブを取付け、シャワーホースを取付けます。
③ シャワーホースの先端に発生ノズル「OKE-MB01FJ」を組付けます。
④そのまま散布する場合は自吸口に詰栓をし、シャワーヘッドを付けてください。
以上で組立て完了です。

この時に使用する工具は、パイプレンチ、モンキースパナ、パイプカッターです。

 <使用方法>
① そのまま散布する場合
➁ 水槽、タンクの中でしばらく循環させた後、 
使用する場合


(2)農業・田んぼのように水で栽培する場合

発生装置に加え加圧溶解タンク」も利用したほうがいいのではないかと思います。加圧溶解タンクと発生ノズルを使用してマイクロバブルを発生させると、バブル径のピークが40μm前後と、10μm前後の2つピークが存在することが、現在分ってきました。マイクロバブルの径が小さいほどバブルの寿命が長いので、水で栽培するシステムに合っているのではないか考えています。

私たちが田んぼで基礎実験した時の加圧溶解タンクは右の写真です。




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