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2010年6月29日火曜日

70.兵庫楽農生活センター訪問紀(7)



マリーゴールドとナス: 露地栽培の畑を見学       (有)OKエンジニアリング



 Aさんのハウスを出て、ハウスの熱から開放されました。

研修生が露地栽培している畑に話しながら向かいました。広いのでのんびりしています。音は衣笠と私の声だけです。実際は鳥のさえずりも聞こえたかも知れません。写真を撮るのも忘れていました。
衣笠さんに「これが私の畑です。」と言われ、あわててカメラをケースから取り出し撮影しました。ジャガイモの葉がよく茂っていました。ジャガイモの畝と左の畝は草かよく生えていました。かぼちゃとキューリは苗がまだ小さいためか、草はある程度除去されていました。この畑にマイクロバブルの潅水をしているのか聞くのを忘れていました。
右の写真を見ていて葉の緑色が濃いのでマイクロバブル水をやっているのかも知れません。衣笠さんに聞いてみます。

衣笠さんの畑から暫く歩いたと思います。ふと不思議な光景を目にしました。ナスビの根元に花が咲いていました。風流な研修生がいるものだと思いましたが、衣笠さんに尋ねました。「何でナスビの根元に花が咲いているのですか。何と言う花ですか」。「マリーゴールドです。オレンジや赤の花です。(他の色もいろいろあるとのこと)マリーゴールドは、ナスビのコンパニオンプランツとして植えています。マリーゴールドにより土の中のせんちゅうを忌避できます。お陰で茄子の根が健康に育ちます。」 私は植物が共生することを始めて知りました。
このような自然の力を生かした農業は必要です。
衣笠さんは、今後は有機栽培を学びたいとの希望を持っています。

マリーゴールドの写真を撮っていると思っていましたが、残念。ありませんでした。
この後、別の施設も案内してもらいました。
「メロンが熟する頃にまた、来ます」と言って、衣笠さんと別れしました。

ハウスも見学しました。露地の畑も見ました。
センターに来る時は、偶然にも衣笠さんの車に乗せてもらいました。
帰りは「老の口」バス停まで旧道を歩きました。ゆっくり歩いて15分位です。途中、竹林があり竹の子が出ていました。
しばらくすると、一山のブドウ畑がありました。大阪の柏原を連想しました。
この道がかなり近そうです。次はこの道を歩いてセンターに行きます。

メロンが熟する頃にまた、お邪魔します。


次回は訪問紀の「おわり」となります。色々感じたことを書きたいと思っています。

2010年6月21日月曜日

69.兵庫楽農生活センター訪問紀(6)



 Aさんのハウス。「ミツバチが乱舞」     (有)OKエンジニアリング






一通り衣笠さんのハウスを見学した後、「Aさんのハウスも見に行きましょうか。」との誘いでそこに向かいました。Aさんも当社のマイクロバブル発生ノズルを5月から使用しています。

Aさんに自己紹介をしてハウスに入りました。目の前に4インチほどの液晶ディスプレイがあり35の数字がありますした。「温度を記録します。これが根の部分の温度です。28℃ですか。これは昨日の温度です。」操作しながらAさんが説明してくれました。数字の「35」は頭の高さ部分の今の温度だったのです。
トマトは2畝なので目立ちます。衣笠さんのトマトとほぼ同じです。茎は太い。しかし、背丈が少し低く1,800mm位でした。支持パイプの高さが約180cmなのでそこで、制止(成長点をカット)している為にそこで止まっていたのです。玉の大きさは、Aさんのトマトは、大きめです。 成長期にマイクロバブルを使っていたので、根の成長が良く玉が大きく育っているのでは?と、言うのがAさんの推測です。また、その後の管理が、良かったので、この根の成長が後で効いてきている?かも知れませんとのこと。
少し元気になったのは、ニワトリの卵ほどのメロンの実を見てからです。また、やたらとミツバチが飛んでいるのに気が取られたからだと思います。
衣笠さんのハウスではミツバチを見なかったので「巣箱が有るのですか?」「ほら、あそこにあります。2,000匹います」「この巣箱で値段はいくらですか?」「1万数千円したと思います」
「女王蜂はいるんですか?」「いません」「ロイアルゼリーがあれば卵を産むのではなかったですか?」・・・・・。
メロンとトマトのことについてはあまり質問せず、ミツバチが気になった。熱に狂わされていました。

Aさんは就農コースの2年コースだそうです。歳は聞いていませんが、私と同年の感じでした。
来年も「兵庫楽農生活センター」を訪問できそうです。その時は衣笠さんと一緒にAさんを訪問したいと思います。

この後、露地の畑を見に行きました。研修生の畑です。























2010年6月15日火曜日

68.兵庫楽農生活センター訪問紀(5)

   期待していたメロンが!





メロンの成長を見るのを楽しみにしていました。4月の冷え込みにも耐え、根付きのよかったメロンの苗。数回の冷え込みに負けず、緑緑していた苗。実を付けていると想像していました。
見てビックリしました。非常に成長が遅い。黄色い花は咲いていましたが、実は付いていませんでした。
衣笠さんのハウスだけ、メロンの苗の植換えをしていません。最初植えたままです。「冷え込んだ時でも元気だったので大丈夫だと思っていました。でも実際は根がダメージを受けていたのかもしれません。ダメージを受けたハウスは全て新しい苗に換えています。そのハウスは成長がいいですよ。」と衣笠さんは言います。
あとはメロンの味です。でも水圧が非常に低くマイクロバブルの発生効率が悪くなっています。遅れを取り戻せるか少し心配です。
「メロンが熟した頃また来ます。」と言うと、「9月にはこのハウスの作物を抜いて土を消毒して撤収です。ちょうどその頃がこのメロンの収穫時期になると思うので、間に合うかどうか、きわどいところですね。」思わず2人で笑いました。 衣笠さんの苦労が実るように祈っています。

衣笠さんのハウスに入ったのは午後2時5分。出たのは午後2時20分。ハウスにいた時間は僅か15分です。これは写真撮影の時間から計算したので正確です。ハウスを出る直前に潅水用のコックを回し水を出してくれました。前々回書いたようにチョロチョロでした。私は水圧、真空圧測定を忘れるくらい、熱にまいっていました。
毎日、ハウス作業をしている衣笠さんに感謝です。

今年は、私が開発したマイクロバブル発生ノズルでつくったマイクロバブル水で栽培したメロンが食べられます。九州の水耕栽培メロンと衣笠さんの潅水メロンを試食します。

67.兵庫楽農生活センター訪問紀(4)

  

     トマトの太い茎




ハウスに入って正面にトマトがありました。背丈の高いもので2mはあります。茎が非常に太い。こんなに太い茎を見たことなかったので驚きました。
「こんなに大きくなるものですか?」「マイクロバブルの潅水をしていたので生育がいいですね。だから、1回肥料を抜きました。これが悪かったみたいです。マイクロバブルのおかげでしょうか、背丈、茎は大きくなったんですけど、トマトの玉が少し小さい。1回抜いた分、カリが不足したんでしょうね。」とのこと。肥料をやるタイミングも窒素、リン、カリの量も簡単ではないそうです。「これだけ大きくなるので、葉っぱものの野菜にマイクロバブルはむいているかもしれませんね。」「そうかも知れませんね。」隣のハウスのトマトを見ると私の背丈より低い1,500㎜しかありませんでした。何が原因か分りませんが、差は歴然としていました。

衣笠さんがトマトを1個もいでくれました。2口かぶりました。「少しすっぱいですね」と言うと「かんでかんで」で旨いものをたべてからですよと言われました。そういえばデザートに少し甘い果物とプリンを食べていました。その余韻があったのかもしれません。すっぱいものが苦手な私は半分食べたトマトをどうしようかと悩んでいました。暑いハウス作業で育てたトマト。数分後、思い切って食べました。すっぱくない。「すっぱくありませんね。」と思わず声が出ました。写真に撮ったトマトは甘そうに見えました。

衣笠さんは、意識して珍しいものを植えています。紫色のプチトマト。花盛りのホワイトコーン。本当に「白いとうもろこし」だそうです。楕円形をした茎です。この茎も大きい。
赤紫色のプチトマトも1個貰いましたが、珍しいのでもって帰りました。家族は「こんな紫のトマト本当に食べられるの?」と言っていました。暫くして妻がパクリ。「おいしい!」と一言。

2010年6月14日月曜日

66.兵庫楽農生活センター訪問紀(3)



        急性ハウス熱射病?


衣笠さんのハウスに着いた時には少し汗ばんでいました。ブレザーを脱ぎハウスの外に。少しは暑いだろうなと予想していましたが、はるかに予想を超えていました。
ハウスに入り暫らくすると思考力が鈍っていました。衣笠さんに質問することが沢山ありましたが、半分も聞けなかったように思います。「松永さん、これ見てください」と言って衣笠さんは蛇口を捻りました。水がホース先の潅水ノズルからチョロチョロと出るだけ。水圧が非常に低いと思いました。実を言うとこの時、水圧、マイクロバブル発生ノズル撹拌部の真空度を測定することすら忘れたいました。忘れないように前日、圧力計、真空圧計セットをショルダーバックに入れていました。バスでセンターに向かう時、水圧はどれ位かなあと楽しみにしていましたが・・・。
急性ハウス熱射病(勝手に命名)にかかりました。
帰る間際になって測定していないことを思いだしました。でももう一度ハウスに入る勇気はありませんでした。
帰りのバスではほとんど寝ていました。大阪環状線JR寺田町駅近くの居酒屋でよく冷えたキリンビンビールを鯨のベーコンを肴にして飲みました。ハウス内作業がこんなに過酷なものとは知りませんでした。厳しさを身にしみて体験した貴重な1日となりました。
衣笠さんありがとうございました。

次回から衣笠さんのハウス内を紹介します。急性ハウス熱射病になったので? 構成を考えた写真が撮れていません。文章でカバーしようと思っています。

2010年6月13日日曜日

65.兵庫楽農生活センター訪問紀(2)



のんびりとした広い農園学校   (有)OKエンジニアリング
 

 レストラン「かんでかんで」を出て衣笠さんに携帯電話を入れました。
しばらくすると、ブルーのつなぎの作業着、長靴の衣笠さんが現れました。「少し説明しますね」と言って、「かんでかんで」と同じ敷地(平面約600坪)にある2つの建物を説明してくれました。「今日は水曜日なのでやっていませんが、あの建物が加工施設です。パンとかジャムなど色々作っています。それらをこの前の建物で販売しています。農産物直売所です。野菜も有ります。」水曜日は学校も含め休みとのこと。レストランは休みませんが。

その敷地から階段を十数段下り、車道を渡ると学校の敷地です。すぐ左に学校の建物があり、右手は50台以上が入るような駐車場になっています。指導員、学生が利用します。真正面を見ると500mを越えるところまで農園です。広々としています。まずビニールハウスが20個ほどあり、あとは畑です。田んぼもあるそうです。
施設案内http://hyogo-rakunou.com/pdf/ennai_map.pdf
就農コースで学んでいる衣笠さんのハウスに向かいました。「今日も学生はほとんど来ています。毎日来ています。」 機械装置が展示するように外から丸見えにしてあったので「あの装置は何ですか?」と聞くと「バイオ燃料を作る装置です。」八尾菜の花プロジェクトのことを思い出した。
「夏場はあの溜池の水をろ過して使っているので夏場は水圧が非常に低い。夏は多くの水を必要とするから」とのこと。マイクロバブルの発生状況を調べる為、圧力計、真空圧計を持参。低くても測定しようとこの時までは思っていました。
衣笠さんのハウスに到着。予想もしない事が待っていました。

兵庫
楽農生活センター:http://hyogo-rakunou.com/

2010年6月11日金曜日

64.兵庫楽農生活センター訪問紀(1)



        (有)OKエンジニアリング 

6月2日(水)兵庫楽農生活センターを訪問。目的はレストラン「かんでかんで」で衣笠さんお勧めの昼食の「ビュッフェランチ」を食べること。また。このセンターの就農コースで学んでいる衣笠さんを訪ねることです。ピクニック気分で向かいました。この日は快晴で日差しが強かった。
JR明石駅まで新快速。駅から「老の口」まで神姫バス。「老の口」からセンターに向かって歩いていると私の横にプリウスが止まりました。「松永さんですか」との問いかけ。衣笠さんでした。農作業を邪魔しないようにセンターに着いてから電話をする予定でした。しかし、コンビニに行く途中で、ブレザーを着て地図を見ていた私を見て確信したそうです。日常でありえないスタイルのようです。コンビニで買い物をしセンターに帰る時に車を止めてくれました。
センターに着いて直に昼食の「ビュッフェランチ」を予約しました。水曜日なので30分位と思っていました。甘かった。席に着くまでに1時間20分かかりました。「ビュッフェランチ」はバイキング形式でした。メニューも多く旨いのですが、小食の私は全品の3分の1位しか食べることが出来ませんでした。ビールがあればもっともっと食べることが出来たかもしれません。50分座席にいることが出来ますが、第二の目的の為、20分位でレストラン「かんでかんで」を出て衣笠さんに携帯電話を入れました。



2010年6月7日月曜日

63.マイクロバブルとイチゴの苗

マイクロバブル水は元気のもと    (有)OKエンジニアリング


5月にマイクロバブル発生ノズル(OKE-MB01FJ)を購入された島根県のSさんからメールが入り、ブログ62ではマイクロバブルに止血、鎮痛効果があるのではないだろうか? を書きました。Sさんは怪我をした時、イチゴの植え替えをしていました。このイチゴの苗がマイクロバブルの有無で大きな変化があったことも書いてありました。
Sさんの、メール。
「イチゴにも効果がありました。前回イチゴの苗をポットから水耕のほうに移したときには翌朝苗はしおれていました。復活には1日が必要でした。
今回はマイクロバブルの水に数時間漬けた後水耕のほうに移しました。今朝見てみるとぴんぴんしていました。活力が違いますね。」

衣笠さんの潅水の場合はマイクロバブルの効果であるか実証できませんでしたが、Sさんの場合は、再現性が高いので、マイクロバブルの効果であったのか、直に証明できそうです。
私はこのような報告を貰うと非常に励まされます。潅水と同じような効果のようですね。
マイクロバブルは特に根に対する効果が凄くありそうです。

次回から、「兵庫楽農生活センター」で農業を学んでいる衣笠さんを訪問しましたので、感想も入れて数回に渡ってセンター訪問記を連載します。

2010年6月6日日曜日

62.マイクロバブルは止血効果、鎮痛効果があるのか?



マイクロバブルは止血効果、鎮痛効果があるでしょうか?
                                                                                                (有)OKエンジニアリング

5月にマイクロバブル発生ノズルを購入された島根県のSさんから6月2日にメールが入りました。
興味深いことがありましたので2回に分けて書きます。

Sさんからのメール 「昨日のことですが、作業中に指を切ってしまいました。かなり深く切ったので、血がどっと噴出してきました。
とっさに、口でくわえたのでそのあと何度もうがいをしないと口の中から血がなくならないほど出血しました。
実はこの作業の前に「イチゴ」の苗をポットから出して、水耕用に土を洗い流す作業をしていました。その作業のために水道にはノズル(OKE-MB01FJ)がつけてありました。指を切った後口でくわえたまま水道のほうに走りました。そしてこのノズルからの流水に指を漬けました。ただ流しただけです。洗面はたちまち真っ赤になりました。なかなか出血が少なくなりません。指から流れ落ちてきますが何度か流水に漬けた後、突然出血が少なくなり、ポタポタという感じになりました。そしてもう一度つけたあとは出血が止まっていました。
もう一度流水で流した後、包帯をしました。翌朝(今朝ですが)包帯にはほとんど出血していませんでした。
不思議な止血の仕方でした。まず、止まりだしたと思ったらあれほど出血していたのにぴったりと止まったことに驚きました。包帯をするとそこにはかなりの血のあとが普通はつくと思うのに、ほとんどそのあとも出血はしていませんでした。それと切ったところが一度も痛くなりません。
洗っているときには痛かったかもしれませんが、そのときにはそれどころではありませんから、覚えていないのですが、止血したときにまず『痛くないなあ』と感じ、普通ならときどき、ズキズキと痛みが出るのにそれがまったくありません。
確認のしようがありませんが、マイクロバブルの効果が何か働いたのかもしれません。」


Sさんのメールを読んで、マイクロバブル水をかけただけで止血したり、痛みがなくなるとは不思議な現象だと思いました 。「今後、私もテストしてみます。」と返信すると、「それはやめたほうが、、、痛いですよ。」とのアドバイス。切るか、きらざるべきか、どうしようかと迷っていましたが、Sさんの忠告に従うことにしました。
オゾンのマイクロバブルは殺菌、鎮痛の働きがあると言われています。しかし、水道水に含まれている溶け込んでいる気体でけで止血効果、鎮痛効果があるのでしょうか。

カラスの行水だった私がわりと長く風呂に入れるようになったことと関連があるのではないかと、ふと思いました。鎮痛作用があるのかも知れませんね。それがリラックス感を与えるのかも知れません。
止血作用については、インターネットで調べましたが、ピッタリのものはありませんでした。
鎮痛作用と止血作用は因果関係が有るのかも知れません。今後、解明されるでしょう。

2010年6月4日金曜日

61.BMB企画展inクリコア2010にマイクロバブル発生ノズルを展示

 BMB企画展inクリコア2010にマイクロバブル発生ノズルを出展しています。
                          (有)OKエンジニアリング



6月1日、AM10時から設営しました。

びわ湖環境ビジネスメッスで使用したポスターを貼り出しました。
マイクロバブル発生ノズルは、小さいので、シャワーホースに付けたものと、シャワーヘッドに付けたものを展示し、目立つように配置してみましたました。

下の写真で中央に立ててあるノズルは今後、発売予定のものです。「OKE-MB00RJ」です。このノズルは、シャワーホースの根元に取り付けるものです。自吸口がありません。
 
 OKE-MB00RJは、OKE-MB01FJをシャワーホースの根元に取り付けるタイプ゚にしたものです。
  マイクロバブル発生専用なので自吸口を設けていません。 風呂でマイクロバブルを発生させると意外と濃くなります。このノズルは色々実験する中で、最もマイクロバブル発生が良かったのですが、用途が狭くなるので、自吸口を設けてOK-MB01FJから発売しました。
oke-mb.com

を見てください。