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2010年6月15日火曜日

68.兵庫楽農生活センター訪問紀(5)

   期待していたメロンが!





メロンの成長を見るのを楽しみにしていました。4月の冷え込みにも耐え、根付きのよかったメロンの苗。数回の冷え込みに負けず、緑緑していた苗。実を付けていると想像していました。
見てビックリしました。非常に成長が遅い。黄色い花は咲いていましたが、実は付いていませんでした。
衣笠さんのハウスだけ、メロンの苗の植換えをしていません。最初植えたままです。「冷え込んだ時でも元気だったので大丈夫だと思っていました。でも実際は根がダメージを受けていたのかもしれません。ダメージを受けたハウスは全て新しい苗に換えています。そのハウスは成長がいいですよ。」と衣笠さんは言います。
あとはメロンの味です。でも水圧が非常に低くマイクロバブルの発生効率が悪くなっています。遅れを取り戻せるか少し心配です。
「メロンが熟した頃また来ます。」と言うと、「9月にはこのハウスの作物を抜いて土を消毒して撤収です。ちょうどその頃がこのメロンの収穫時期になると思うので、間に合うかどうか、きわどいところですね。」思わず2人で笑いました。 衣笠さんの苦労が実るように祈っています。

衣笠さんのハウスに入ったのは午後2時5分。出たのは午後2時20分。ハウスにいた時間は僅か15分です。これは写真撮影の時間から計算したので正確です。ハウスを出る直前に潅水用のコックを回し水を出してくれました。前々回書いたようにチョロチョロでした。私は水圧、真空圧測定を忘れるくらい、熱にまいっていました。
毎日、ハウス作業をしている衣笠さんに感謝です。

今年は、私が開発したマイクロバブル発生ノズルでつくったマイクロバブル水で栽培したメロンが食べられます。九州の水耕栽培メロンと衣笠さんの潅水メロンを試食します。

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