(有)OKエンジニアリングの松永です。
OKE-MB04FJの低圧ポンプでのテスト
(1)テストの目的
全揚程:0.035MPaのポンプでマイクロバブルがどれくらい発生するか調べるためテストし
た。可視化できるように水槽でテストする予定であったが、連日寒くできなかったので、風
呂場でテストした。したがってビデオ撮影は不可能でした。2012.01.29
(2)条件
①
水道水:給湯器で加熱。水温42℃た。可視化できるように水槽でテストする予定であったが、連日寒くできなかったので、風
呂場でテストした。したがってビデオ撮影は不可能でした。2012.01.29
(2)条件
② 水圧:0.030MPa(安定していた)水道圧を利用
ポンプ特性と抵抗損失を考慮して、水圧を0.030MPaに設定した。
③
使用ノズル:OKE-MB04FJ(低圧ポンプ用)
吐出量:7L/min(水圧:0.15MPa時)
水圧が0.030MPaなので吐出量は約3.2L/min。
(3)発生状況について
① 自吸空気がゼロの時、予想よりも多く発生していた。浴槽内では目視が難しいので
洗面器で発生させ、透明コップで汲み蛍光灯に透かして観察した。
バブル径は少し大きいように見えた。ピークは50ミクロン位か?
これは水圧が低いのでノズル内での撹拌力が弱いことによるものか。
② 約20cc/minの気体を自吸させても発生しているが、①とほぼ同じ。目視では差異を
判断できなかった。
③ 水圧が0.02MPa以下でもわずかに自吸していた。0.25MPaの圧力計なのでここまでが
限度。
(4)結論について
● 50L程の水量容器であれば、用途によっては使用出来そうである。実際の
装置に取り付けてテストする価値はありそうだ。
● ランチュウを飼育している人の報告では、ポンプの全揚程が2.6mを用いて装置に取り付けてテストする価値はありそうだ。
マイクロバブルを発生している。
さらに低い圧で安定して発生できるとすると省エネだけでなく、安価なポン
プを使用できことになる。
●今後、0.10MPaの圧力計で、もう少し低圧部での自吸量を数値で把握したい。同
時にマイクロバブルの発生状況を可視化したい。
● 水圧:0.01MPa以下で、マイクロバブルを発生できれば、自然界の淡水で
もマイクロバブルが多く発生している可能性が高くなる。
海水では自然の大きな波が磯の岩に当たった時、マイクロバブルを発生
している。岩肌にマイクロバブルを発生する機構がある様に思える。
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