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2009年6月6日土曜日

27.マイクロバブルとメダカ(その7)--餌無し・放飼いの海洋牧場


(有)OKエンジニアリングの松永です
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マイクロバブルと漁業          (有)OKエンジニアリング 
前回はメダカと食欲の関係について書きました。その時の「大きな泡」が発生した失敗が「マイクロバブルにメダカの食欲を刺激する効果、力がある」ことを証明する結果となりました。

現在、養殖漁業でマイクロバブルが普及し始めています。マイクロバブルは漁法等にも利用されるのではないかと思います。
魚が居そうな場所で大量のマイクロバブルを発生させ集まった魚を一網打尽にする漁法も出来るかも知れません。
釣りでは、磯などで魚の食いが悪くなった時間帯にマイクロバブルを発生させて魚の食いを良くすることにも利用出来そうです。釣堀や釣りイカダでも。
また、環境問題とも関連しますが、漁礁の環境を良くすることにも利用できそうです。それをさらに発展させて、マイクロバブルを利用した、餌を与えることなく「放し飼いの海洋牧場」が出来そうな気がします。この時は、マイクロバブル発生装置と太陽光発電システムを組合せれば、技術的には簡単に出来ます。

メダカの食欲とマイクロバブルの実験をして気付いたこと沢山ありますが、近い将来、マイクロバブルは養殖だけではなく漁業全般に利用されるような気がします。海で沢山のマイクロバブルが使用されれば、海の環境も改善され、そのことにともなって魚介類が沢山取れるようになることを期待しています。

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