このブログを検索

2009年3月23日月曜日

13.マイクロバブルと風呂(その1)――マイクロバブルバスは「プチ温泉」気分


マイクロバブルは凄い力を持っています。今では通常牡蠣の養殖は出荷まで2年かかるのに1年で出荷、30年ぶりに「ワカ」(身が柔らかくジューシーで非常にうまい)が復活した事実です。
今、マイクロバブルは私のライフワークになっています。
私はマイクロバブルを9年間研究しています。東大阪金属加工グループHIT で3年間、マイクロバブルの初歩から学びました。徳山高専を訪問し大成氏の話を聞き、実験状況を視察しました。また、大成氏の特許にもとづいてモジュラー式の発生ノズルを設計、アクリルで製作。色々なパターンに組替えノズルの効率など基礎的実験を2年近く行いました。その時の実験場所は自宅の風呂と東大阪産業技術支援センターでした。支援センターで実験するまでの発生ノズル製作とマイクロバブル発生の基礎実験は自宅の風呂で行いました。

その時以来、マイクロバブルの風呂に入っています。マイクロバブルバスに入ると入るだけで「垢」が浮いてきます。シャワーヘッドを付けて浴槽で頭にかけると油分が落ちているのが分ります。また、マイクロバブルバスに入ると「プチ温泉」気分になります。毎日入るのであれば、シャワーホースにマイクロバブル発生ノズルを取付け、薄っすらと白濁した風呂に入るほうを薦めます。

私はマイクロバブルバスを「牛乳色」にする為に「簡易加圧溶解タンク」を開発し、昨年夏、1週間ほど毎日入りました。気持ちはいいのですが、油が取れ過ぎのような感じで少し違和感を感じました。個人差があるでしょうが「牛乳」のような風呂に入るのは週1回程度がいいのではないでしょうか。

今でも実験を兼ねマイクロバブル発生ノズル「OKE-MB01FJ」をシャワーホースの先端に取り付けてマイクロバブルバスに入っています。また、「OKE-MB02RJX」(秋発売予定)をシャワーホースの根元の取り付けて入ったりしています。

「OKE-MB02RJX」は、S社に供給している「OKE-MB02RJ」の自吸口が無いタイプです。この「OKE-MB02RJX」は冬ですと給湯器からお湯を入れるだけで、湯船の底が見えなくなる位マイクロバブルの密度が濃くなります。
私は12月に始めて試したのですが、その時、驚きました。「簡易加圧溶解タンク」を使用しないでもマイクロバブルの密度が相当上がります。冬だと水道水に溶け込んでいる空気が多いのでこのように濃くなるのは当然ですが、このノズルは特別でした。今は3月中旬なので水温も上がり、同じノズルを使っても浴槽の底は見え始めました。これだけ差が有るものかと驚いています。この状況を秋まで観察しようと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿