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2009年3月25日水曜日

14.マイクロバブルと風呂(その2)――全くマイクロバブルが無い

前回、マイクロバブル発生ノズル「OKE-MB02RJXを12月に試したことを書きましたが、12月の日記を見ていたら、面白い現象について書いていました。「4.ステルスマイクロバブルもどき」「5.ステルスもどき発生のメカニズム」に結論だけ書いていますが、それを書くきっかけになった日記をそのまま数回にわたって転載します。


2008年12月5日(金)午前11時55分

今朝、不思議な現象があった。透明なシャワーヘッドを付けてマイクロバブルを発生させながら湯をいれた。気が付くと満杯近くになっていた。ところが全くマイクロバブルが無い。最初はお湯が出ていないと思い蛇口を開いたが、全開に近く開いていた。不思議に思ったが、そのまま風呂に入った。変化はなかった。ノズルだけにしたら変化するか知りたくなった。シャワーヘッドを外した瞬間はマイクロバブルの発生はなく、1~2秒後に「プチ」と音がして凄い勢いでマイクロバブルを噴射し始めた。たちまち浴槽の底が見えないくらいに白く濁った。数分間しても濁ったままだった。
この現象を再現できたら凄い発見になると思いすぐに再現テストをやってみたができなかった。この現象が起った原因は何だろうか。
今思い付く原因は、「水圧」ではないかと考えられる。ヘッドを付けるとマイクロバブルは発生せず、ヘッドを外すと発生するような水圧が存在するのではないか。
その時の状況を箇条書きにする。
①起った時刻はAM9:30頃。
②ヘッドは手前壁側に向いていたかも知れない。水面が下から水がゆっくりと湧き上がるように見えた。お湯は浴槽満杯状態。あと数ミリで溢れるところ。
③キャビテーションの音は感じない位に静かであった。
④風呂に入っても変化は無かった。お湯は透明のまま。
⑤シャワーの勢いは変わらないと感じた。
⑥ヘッドを外して数秒後に「プチ」という音がした。その瞬間からマイクロバブル発生。
⑦簡易加圧溶解タンクを使用した位の濃さに近かった。

もう少し仮説を推敲してから実験してみようと考えている。
続きは「15.マイクロバブルと風呂(その3)で。

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