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2010年3月23日火曜日

47.マイクロバブルと潅水(2)――農業センターで研修中の衣笠氏の話

  
 (有)OKエンジニアリングの松永です
クリックするとHPに飛びます。
 

 
 
 
日本ほうれん草の側根の生育が非常に良い  
   ---甘みがある。味が濃い ―――

 早速、衣笠さんから返事のメールが来ました。紹介します。また、衣笠さんの潅水装置の効果を調べる再現実験をして見ました。

> マイクロバブル発生時の空気の自吸量はどれくらいですか。ポンプの仕様、メーカーを
> 教えてください。潅水装置はどうなっているのでしょうか。写真でも結構です。
   ポンプは、学校のポンプ室にあり詳しい事は分かりません。
   また、灌水は、ホースから直接手で水やりをしています。


> マイクロバブルの発生状況を見たいので写真をお願いできませんか。
> また、マイクロバブル水で育てた野菜の写真もお願いします。
   使用状況の写真をお送りします。

1)装置の設置状況
    私のハウスの水栓に付けています。











               
 衣笠さんが使用しているこの潅水装置でどれ位のマイクロバブルが発生していのか知りたくなりました。

 シャワーホースの根元に発生ノズルを取付けて風呂でテストしました。
 常温の水でやると観察しにくいと思い42℃のお湯で実験しました。
 非常に密度の高いマイクロバブルになりました。浴槽の底が見えないほど、真白になりました。
 左の写真を見てください。
 ノズルを開発した私でさえ驚くほどでした。
 これならば、十分だと安心しました。 これならばマイクロバブル発生ノズルだけで潅水に使えると思いました。

2)育てた野菜1(日本ほうれん草)   葉が濃い緑色です。
 学校の先輩にほうれん草の葉の色が良い(緑が濃い方が良いと言うことになっています。) と褒められました。冬場のハウス栽培では、なかなか濃い緑に成らない様です。



3)日本ほうれん草のアップ


4)ほうれん草の根の生育状況
 日本ほうれん草は、主根が太く大きい品種です。
 側根(通称うまい根)の生育が非常に良いことがこの写真からも分かります。



 品種が日本ほうれん草と言う事も相まって、食べて頂いた人殆どに好評(甘みがある。味が濃い等)を頂いています。
  衣笠


 次回はスイスチャードです。

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