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2011年11月2日水曜日

85.錦鯉とマイクロバブル


13t水槽の浄化槽に100L/minのマイクロバブルノズル



(有)OKエンジニアリングの松永です。
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 2011年1026日、慶応大学日吉学舎で日本混相流学会主催の「第3回ナノマイクロバブル技術講習会」が行われた。このセミナーに参加した。この日は新横浜に宿泊。この機会を利用して関東の2か所の利用者を訪ねた。



 27日は錦鯉飼育の為に当社のマイクロバブル発生ノズルを購入した人を訪問した。1t水槽を2基、13t水槽1基を持っている。OKE-MB05FJ3個、100L/min特注ノズルを購入してくれた。



 現在、1t水槽2基にOKE-MB05FJを各1個使用している。13t水槽は未使用だった。1t水槽2基にそれぞれ鯉と鮒が飼われている。

 購入の動機は、新しい水槽3基を設置したが、井戸水だけを使ったことで水づくりがうまくいかず、鯉が全滅。「水づくり」の為購入したとの事である。

 その後、井戸水と水道水をブレンドしてある程度の水づくりはできたがまだまだとの事であった。

13t水槽では60cm前後の錦鯉が6匹泳いでいた。水槽の横には数トンの自家製の浄化槽があった。専門家に言わせると現状の倍の浄化槽が必要とのことだそうだ。



100L/minのノズルをどこに設置するかの話になった。13t水槽の今のシステムだと浄化槽に付けたほうがいいように思えた。今のシステムはよく考えられていた。残念ながら詳細は明らかにできない。

 結論として設置場所は、浄化槽の給水口に決めた。浄化槽が2個に分かれているので少し効率が落ちるのではないかと心配ではあるが、効果は期待できる。排水処理の経験からするとマイクロバブルを入れることで十二分な効果が期待できると確信できるので、今後が楽しみである。



 13t水槽の錦鯉を見ながら、1時間ほど話をした。私は錦鯉飼育については素人。非常に勉強になった。


 一番気になったのは、「水」。ベテランになると「水」を見ただけで「いい水」かどうか分かるそうだ。
 マイクロバブルを浄化槽に使って「いい水」になればと願っている。



 良い鯉ではないからあまり見せたくないとのことであったが、公開を承諾してくれた。

 カメラマンが悪いので水面の反射で綺麗に取れなかった。でも、迫力が出るような撮影に心掛けた。









100L/min特注ノズルは右の写真。取付けネジは両端ともPT1 1/2。
自吸口からエアーを自吸させる。
水圧は、0.07MPa( 揚程7m )前後が目安。生物にマイクロバブルを与える場合、また、溶存酸素を増やす場合はノズル内部でキャビテエーションが起こらない水圧にする必要がある。
 

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