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2014年7月5日土曜日

138.熊本玉名市のミニトマトとイチゴ」



   郭さん夫妻とミニトマトハウスを訪問
                      有)OKエンジニアリグ



 
 北九州に商談で来日していた台湾の郭さん夫妻と新幹線新玉名駅で待ち合わせました。
Uさんが車で迎えに来ていた。



 一応、桜前線九州縦断取材旅行なので、玉名で有名な桜の名所に行くことにした。江戸時代からの干拓の歴史が見れる、桜がきれいに咲く山に行くことにした。台湾の人は日本の桜が非常に好きだとのこと。
 写真のように桜が満開でした。

  頂上は公園になっていて、干拓の模造モニュメントがありました。

 今回、私が玉名を訪問した理由は2つ。
 一つは、交友を温めること。
二つ目はミニトマトの枝がしおれ、枯れた原因が何であったのか意見交換する為でした。このように枝が枯れる状態になっても収穫量は例年と変わらないとのこと。 
 


 郭さんが1時間ほど、ミニトマト潅水栽培について色々と質問し、メモを取っていました。

小型OKノズルを使って液肥をつくっていました。空気の自吸量もいい具合でした。
 
 この間、なぜ、ミニトマトの枝がしおれ、枯れた原因について考えていました。
 事前に考えれれる要因についてはメールでやり取りしていました。
 
 
  考えられる要因
1.塩害
①この土地は埋め立て地である。
②水路の土手が幅5mほど削られて水路を広くする工事中である。そのことで塩分が畑に染み込みやすくなった可能性がある。
③畑の約1.5mの深さから水を採取し、試験場で検査してもらったら、塩分濃度は0.2PPMであった。これ位の濃度ではミニトマトは大丈夫だとのこと。

2.深根の台木を使用(OKノズルに最も近いハウスだけ)
①根が深く伸びる台木にナノバブルを与えたので、さらに根が伸び塩分を含んだ水域まで行っている可能性がある。
②昨年の12月は、豊作で、このような状況になったのは今年に入ってから。

3.対策
①このハウスの潅水量を少なくした。
 このことによって、少しましになったとのこと。
 このように枝が枯れる状態になっても収穫量は例年と変わらないとのこと。



4.ミニトマトの枝枯れの原因

 以上のことから、原因が解りました。
①深く伸びた根が塩分を含んだ水域に達していたこと。
②ナノ・マイクロバブル水を多くやっていたので塩分水域まで達し、ナノバブルが塩分を濃縮していたと考えるのが妥当です。
 潅水の量を少なくして、しおれたり、枯れなくなったことが何よりの証拠です。

 ナノ・マイクロバブルが塩分を濃縮、凝縮することは、有明工専の氷室先生のマイクロバブルが塩の結晶を作った実験からも明らかです。
 ナノ・マイクロバブルはマイナスに帯電しているのでプラスイオンをバブルの周りに付着させます。このことによって濃縮が起こると考えられます。
 肥料の吸収がいいのも、このメカニズムだと考えられます。

 根がどれくらい伸びているか掘り起こすとのことなので、虫焼の今月(7月)が楽しみです。写真があるといいですね。



 


 私が、この水路にはウナギがいるだろうなと言うとウナギだけではなく、スッポンもいますとのことでした。



  この後、熊本の繁華街でイチゴ栽培のTさんも入って6人の楽しい、為になる、「こぶし大のイチゴ」にびっくりする懇親会となりました。
 機会があれば、びっくりしたイチゴについて書きたいと思います。

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