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2011年10月1日土曜日

78.マイクロバブルと工作機械(1)


()OKエンジニアリングの松永です。
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 水溶性切削油にマイクロバブル

    腐敗臭を押さえる?


マイクロバブルと切削油についての記事を3回にわたって書きます。
こんなに早くマイクロバブルと工作機械関連について載せるとは思ってもいませんでした。
3回目は、マイクロバブルと研磨について書きます。


 3年前頃から、水溶性の切削油の腐敗臭を無くす為、マイクロバブルを使う話が出てきたがシリつぼみになっているようです。しかし、なぜ大規模に利用されないのか、あまり深く考えませんでした。

利用する側から見ると、価格が高いと言うイメージがあったからではなかろうか。


また、ノズルを作っている側から見ると、当時はマイクロバブルを発生させる為には、0.15MPa(楊程15m)前後の水圧が必要だと考えていたこともあります。

 このことによって普及しなかったのではないでしょうか。



  現在では、0.03MPa(楊程3m)前後でマイクロバブルを発生させることができます。使用中の切削油ポンプの水圧で十分です。吐出側配管の途中に組み込むだけです。

吐出量7L/minノズルであれば2万円台です。

吐出量20L/minノズルであれば3万円台です。


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