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2011年10月12日水曜日

83.伊豆の下田、下賀茂温泉を訪問(3)――民宿福屋の周りと温泉



 (有)OKエンジニアリングの松永です。
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  民宿福屋さんと温泉

                     
                            

 20日は下田に泊まり、21日昼、井原さんの大家さんが営む下賀茂温泉の民宿福屋に着いた。

4時過ぎに井原さんが迎えに来る予定だが、昼食はまだ。近くには食堂もない。小雨だったので傘を借り、15分程ぶらぶらと歩いてコンビニに行くことにした。

 5分もしない内に道の左手から「ポン、ポン・・・」と軽い音が聞こえた。最初何かわからなかったが、しばらくその音を聞いていた。のんびりとした音である。家庭の冷蔵庫の1.5倍位の大きさの白いタンクのようなものがあり、近づくと湯ノ花が付いていた。温泉をくみ上げているポンプの音?だった。でも白い煙は全く出ていない。ただ、「ポン、ポン・・・」と軽い音が、温泉水をくみ上げていることを連想させた。この時は冷泉だと思っていた。

しばらく歩くとお寺があり、温泉旅館が2軒あった。

福屋さんの近くには、明治の文豪幸田露伴が常宿にしていた福田屋さんもある。しかし、現在は営業していない。

道の右手には狭い谷間を縫うように幅50mほどの川が流れている。

水面に波紋ができるので鯉がいるのかと思っていたが、野生の小形の鴨だった。10羽ほどの群れ。この鴨は近づくと羽音をたてて飛び立った。合鴨は寄ってきた。のどかなところである。

この地域全体が「下賀茂温泉」である。



 22日早朝に、民宿の温泉に入った。想像もしていない浴場。

総ガラス張りの温室の中に浴槽があり、外にはバナナの木が数本あり、内にはブーゲンビリア?が咲いていた。民宿のご主人が造ったそうだ。
 コオロギの音、かけ流しのおと。時おりチャボの鳴き声が聞こえる。自然味豊かなおもむきのある温泉である。浴室である。

 子供の頃、沈む夕日が海に映えるのを見ながら五右衛門風呂に入ったのを思い出した。


 お湯は意外と濃度の濃い塩泉で43℃以上あり、熱いのを少し我慢して入った。台風15号で風も吹き雨も強かったが、チャボの声を聴きながらのんびりと入れた。癖になりそうな温泉である。

上がった後、ビデオを部屋に撮りに行って、ご主人に承諾を得て撮影した。
3種類の浴槽がある。
 



 また下田に来た時は、ここに滞在したいと思っている。

 数日かけてのんびりと散策するような所であるようだ。

                   関連記事:ブログ818293を参照





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