―――海苔でもすごい力を発揮
博多駅で新幹線を降り、天神から西鉄電車で柳川に向かいました。約1時間20分。
柳川駅で乗り換え中島駅で下車。昼食がまだったので、駅員に近くにラーメン屋さん有りますかと聞くと、知りませんとの返事。駅の周りには食堂は1軒も有りませんでした。
田中さんの実家は駅から歩いて3,4分の所にありました。「こんにちは、こんにちは」と呼んでも返事が有りません。(夜中から朝方まで仕事だったそうです。)
田中さんの携帯に電話をして迎えに来てもらいました。
直ぐに工場に行き説明を聞きました。
家族で海苔養殖、製造をしているとのこと。
―――製造工程
① ナノ・マイクロバブルを発生させているのは、第一工程の10トンタンク。ここで
100L/minノズルで約4時間ナノ・マイクロバブルを発生させて酸素ナノバブル水を造ります。(吸気は純酸素を使用)
② 摘んできた海苔をタンクに入れ、製造中の平均約10時間は酸素ナノバブル水に浸けておきます。
③ その後は異物除去機で海苔を粗切りし、同時に「ごみ」も除去します。
その後はミンチの機械で海苔を細かく切断します。
④ ミンチにした海苔を貯める水槽から水とともに海苔製造機械のスノコ(海苔ミス)に自動供給。
ここの水槽でも酸素ナノ・マイクロバブルを発生させています。
⑤ 海苔製造機械のスノコ(海苔ミス)は8列のスノココンベアーで送られながら海苔が自動で出来ていきす。
⑥ 乾燥工程は機械と一体化しており自動で乾燥させます。
1日で約40,000枚の乾燥海苔が生産されます。
全自動で乾燥海苔を作ります。
しかし、製造工程での洗浄、乾燥工程の温度など海苔の出来具合を見ながら調節するのが、不良品を少なくするノウハウのようです。その日の天候、気温、湿度で大きく左右され微妙な温度調節が必要とのこと。
しかし、製造工程での洗浄、乾燥工程の温度など海苔の出来具合を見ながら調節するのが、不良品を少なくするノウハウのようです。その日の天候、気温、湿度で大きく左右され微妙な温度調節が必要とのこと。
田中さんの製造工程での仕事は、機械装置の運転・調整です。海苔は生もの、生き物なので油断できないそうです。
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